美人と"権力"

実際に、美人がひとつの"権力"をもつ現実を、大人になるまでに何度か見せられてしまうこともあり、口ではそれを否定しながらも、「美しささえあれば、なんでも叶うのだ」という、大いなる錯覚におちいってしまうのだ。


でも、考えてみてほしい。


ミス○○コンテストでも、完壁な美人は"最終審査"でだいたい落とされていくし、「なんで?なんであの子のほうがいいの?私のほうが美人なのにさっ」みたいなことは、学校でもオフィスでもどんな場所でもじつによく起こる。


"単に、美しいこと"は、結局のところ何も叶えてはくれないのです。


ほくろ レーザー治療も自己満足。でもそれでいい。


"得なこと"はけっこうあったとしても、願いを叶えてはくれないのです。


だから、叶うと信じて手段を選ばずに作りあげ、誰かの前に「さあ、どーお?」と突きつけてしまった美しさは、そこまで悲しいのです。

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